本事業について

本事業について

「アーカイブ中核拠点形成モデル事業」は、文化関係資料のアーカイブ化推進において中核となり得る大学や所蔵館・機関等を国(文化庁)が拠点として委託し、一定期間集中的に取組を進めることにより、当該拠点を中心としてアーカイブの整備を効率的かつ効果的に促進することを目的としている。

当該事業実施の背景としては、文化庁において進められてきた「文化関係資料のアーカイブの構築に関する調査研究」事業があげられる。これは歴史的・文化的価値のある我が国の貴重な文化関係資料が散逸・消失することのないよう、アーカイブの構築に向けた資料の保存及び活用を図るための望ましい仕組みの在り方について調査研究を行うもので、平成26 年度に行われた有識者会議*1において、具体的な方策が検討・提案され、平成27年度(2015年)より当該事業実施が開始されている。

具体的にはデザイン分野をグラフィック、ファッション、プロダクトの3分野に分け、各分野の「中核拠点」となる3団体を選定し、①ネットワークの構築 ②アーカイブ手法の検討 ③データベースの管理・運用・利活用を調査研究の必須課題とし、各分野の現状調査・分析の後、デザイン分野全体での問題点の共有と解決策の提案を目指すこととなった。

3分野のうち、プロダクト・デザインに関わる資料のアーカイブ化推進および国内の諸アーカイブのネットワーク化の拠点を、武蔵野美術大学美術館・図書館に設置し、資料の収集、整理、保管、保存修復、利活用の手法の検討と構築を行うこととし、平成27年度から事業を推進しているものである。

参考資料

*1『文化関係資料のアーカイブに関する有識者会議中間とりまとめ』(平成 26 年 8 月 27 日)